ムシ ムシ するなあ 虫 というメガネ

わたしの作るメガネで 「虫」というのがあります。

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このメガネ 作ったけれど どこの眼鏡屋さんでも レンズを入れるのが断られるメガネです。
とても小さいレンズで レンズの加工がレンズ削り器で加工できないので 嫌がられます。

じゃ 何でそんなもん作ったんだ と言われますが そんなメガネを依頼してこられた方が いらっしゃったんです。
とうぜん その時はレンズの事なんか考えず ひたすら 小さいひし形のメガネを 工夫して作りました

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  できたメガネが どうも 虫の眼に似ているような 気がして フレームの名前を「虫」と決めました。

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おそらく いまだかつて 無かったであろうと思います。

いそいで レンズを入れに行ったら 「こんなメガネ レンズなんか入りませんよ」と言われ ショックでした。
一時は このメガネを作るのはもうやめようと思いましたが その中には そんな人を救う人もいるんですね。

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わたしの住む 鯖江でレンズを専門で作っている会社があって どんなメガネのレンズも削れますという 機械を開発したそうです
じゃ 一度お願いしたら できてきました。  

何気ないことですが とても感激しました 。 素晴らしい技術です。 どんな機械なのか 教えてはくれませんが 10円玉くらいの大きさのレンズですから 普通ではできません。

それで できたメガネは カマキリの眼のように おもしろい形です。
こんなメガネをお選びになった人は やはり 個性的な人なんでしょうね。

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 世の中には こんなメガネと言って 無視されてしまいそうですが この「虫」メガネは 無視できない存在です。

このメガネを 選んでくださった方の 写真を見せていただいたのですが こんな小さなメガネですが  まるでシンデレラの靴のようにピッタリと合っているので ビックリしました。 かけやすそうです。 とっても個性的なメガネで 小さいけれど山椒の実のように ピリッと 効いて良いアクセントです。
このメガネ 今 京都の「ノスタルジア」というギャラリーに 展示してあります。
興味のある方はご覧ください。

さて ノスタルジアという 言葉が出たことで ロシアの映像作家の「映像の詩人」といわれる アンドレイ・タルコフスキーの映画「ノスタルジア」の映像とともにスヴャトスラフ・リヒテルの演奏で バッハの 曲をお聴き下さい。



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