飴色のような竹

あまり作ることはないのですが 煤竹という 古い竹をテンプルに使ったメガネがあります。

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このメガネは 100年以上経った古い民家を壊す時出てきた 囲炉裏の天井に使った竹が変色して 煤をかぶって出来た竹です。

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テンプルがまっすぐなので 激しい運動をする時はかけられませんが 動きが少ないときに使うものです。

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先日 この竹のテンプルが着いたメガネのご依頼がありました。 久しぶりに作る竹のテンプルですが 古い煤竹を鉈で割るのですが 鉈をあてると 鋼のようにパキンと割れます。これは100年以上経った乾ききった竹の特性なのでしょうか?

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フロントは リムに模様の入ったもので ちょっと大き目の丸メガネです。

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アンティックシルバーで どことなく 古くて それでいて 煤竹が新鮮な感じで 作っていても ワクワクしてきます。

これから使われてどんな色になるのでしょう? そんなことを考えていた時 偶然に 5年ほど前に購入された方から 竹のメガネのオーバーホールで 戻ってきました。

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  5年前に作って オーバーホールでかえって来たメガネのテンプル
 
戻ってきたフレームをみて ビックリ というのは 竹の色が もっと濃くなって 飴色になって汗と手垢で 使い込んでありました。
これも きれいに掃除をして 塗装し直して さらに使えるようにしましたが 天然のものは 使い込めば使い込むほど 時代がつくと言うか
いい色になってくるものなんだなあと 作っている私の想像を超えた メガネの色に あらためて感動しました。

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  メッキの色も 真鍮色になって 使い古された 古美色色になりました

現代のものは 作られたときが一番美しく きれいになって いますが 使い込むという作業で この美しさが 単にきれいという事よりも 時間という要素が加わって 汚いと言うよりも 古い美しさというものになると 思います。

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古い船箪笥

骨董という世界がありますが ちょっと見ると 汚いようなものでも よく見ると 時間が経過して使い込むことで モノの味というのを感じます。 この竹のメガネも また そのような 使い込む美しさを 感じたのですが それは 私の欲目でしょうか?

さて 古い映画も また 時代を感じまた 銀幕の黄金時代を感じます。     「第三の男」という映画がありました。
第2次世界大戦の時 オーストリアを舞台に繰り広げられる 複雑なミステリーなドラマですが 画期的な映像が今も脳裏に刻まれています。
また アントンカラスのチターという楽器の演奏は 独特で軽快ながら心に染みます。
今日はテーマ曲と エンディングの曲を続けてお聴き下さい


  第三の男 エンディングシーン




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