辻岡正美 丸メガネをつくる

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zoom RSS 琴線に触れたのかな

<<   作成日時 : 2017/11/11 10:16   >>

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先日 セル巻のメガネについて お問い合わせがありました
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セル巻は 在庫では少ないので サンプルを見ていただいて それでよければ 御希望のメガネに セル巻をする ということで サンプルを送らせていただきました
セル巻だけでは 見ていただくメガネの数が少ないので ついでに 今作っている 木のテンプルのメガネのサンプルも一緒に送らせていただきました
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それから 数日後 返事が返って来ました
黒檀のテンプルの メガネを作ってほしいとのことでした ローズウッド(紫檀)のテンプルのメガネも入れたのですが 黒檀のテンプルが良いとのことでした
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それでは 2週間程はかかりますと返事をさせていただいて いよいよ作り始めます。
作りながら なんで黒檀なのかな と何度も同じことを繰り返し 考えていました。
真っ黒な 木のテンプルで 何でかな と ズーッと思っていました
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答えになるかどうかわかりませんが 先日の連休で 京都に行って 「樂美術館」という 樂焼の茶碗の美術館に行ってきました  ちょうどロシアで行われた 樂茶碗の展覧会の作品だ出品されていただので 拝見させていただきました。 楽の茶碗には 一般的に 黒樂 と赤樂があります しかし初代から当代16代まで同じ土でありながら伝承していないという 不思議な決まりがあるようです 
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初代長次郎の作品を拝見して まさに 黒茶碗の極みのようなものを感じます かせた黒とでもいうのでしょうか? そうか 黒にこだわるというのは 黒の質なんだなあと わかったような 迷路のような 気分でした

帰ってから また 黒檀のテンプルを削っていると 黒でも 質の高い黒にと 勝手にそう思い込んで けずって磨いて いました。
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やはり依頼してくださった方も 黒檀の黒の深さに 琴線が触れたのかな と思います
黒は すべての色を含む 色で その中には幾万の色も入っているようで 特に黒檀という長い年月に育った樹木は いろんな歴史を見て来ただろうし それがたまたま メガネのテンプルとして 残り続けるだろう。
そんな 半永遠的な夢想をしていると 作っている私も 残っていてほしいものだと 思います

ここに出て来る樂長次郎という人は 1500年頃の方だと聞いています この時代今のような電燈も無く 道具もすべて自分で作り不具合もあったことと思います 

今私たちがモノを作ることと全く環境が違います なかなか大変だったろうと思います。 音楽でも西洋では 音楽の父と言われた バッハが 1600年頃に出てきます この時代は楽器も今のような優れたものはなく 録音などなく すべてその場限りの楽譜だけの音楽だったろうと思います。 その中でこんな素晴らしい音楽が残せたなあと感心します
私には このバッハの音楽もまた 黒樂に似た自然の黒が感じられるみたいで いろいろな音が入っているようで 単純ではありません

今日は ギドン・クレーメルの バッハの 6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ  をお聴きください


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